シンジ 平和について思う

Posted by 名も無きヒーロー at 00:03 2014年08月17日

昨日は終戦の日でしたね。

自分も毎年、広島の原爆ドームに行っていましたが今年は実習との兼ね合いで行くことができませんでした。

私は終戦と聞くと、まず特攻隊の方たちのことを考えます。
特攻隊員はどんな心境で敵の戦艦に体当たりしていったのか

隊員達の遺書を読むと、その思いはそれぞれです。

よくテレビや雑誌で 彼らはこういう思いで死んでいった とか言う言葉を目にしたり耳にしたりします。

その都度、私は思います。こんな2、3分で彼らの思いを語れるのか?やり残した事もあろう隊員達の遺志を私達が語ることが出来るのか?

私には到底計り知れない。
なぜなら私はそのような状況に身を置いた事がない。
そんな私が隊員達の遺志を語る事はあまりにも軽率すぎる。

私も前職は自衛官として国防に務めていた。国を思う気持ちは同じでも、その気持ちの強さは大きな差があると思う。

国のために死ねるか?っと聞かれれば恐らく即答はできない。

今は即応予備自衛官として有事の際は国防に務める身である。勿論、国に何かあればこの身を投じる覚悟はある。しかし、この覚悟の中に死の覚悟が入っているかと言えば入っていない。
隊員達が望んでいたであろう、今ある日本の平和の中で育った私に死の覚悟はできない。

故に、私は思う。戦争の犠牲者の上に気づき上げられた日本の平和に感謝することを忘れてはならないのだと。

犠牲者の想いを常に自らの頭で考え、より良い日本国の為に自分が何をできるか?何をすべきかを考えなくてはならないと。




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